一条工務店でのキャリア


完全実力主義

人事評価制度は自己評価+上長との面談制度となってはいるものの、基準は完全実力主義のため、とてもシンプルに「どれだけ売ったか」が大事。年齢、社歴、学歴といったものは一切関係なく、公務員のような年功序列は存在しない。その為、成績を残しさえすれば、しっかりと昇格できることが、最大の魅力であり、見返りとして反映される賞与が意欲促進に繋がる。主任・係長・課長補佐・課長と、営業力次第で、どんどん上にいけるの。反面、長年在籍していようが、成績を残さない限り、給与があがることはなく、昇格することも決してない。面倒な社内営業が苦手な方には向いていると思われる。また、基本的に自由にやらせてくれる反面、個人で動かないといけないので、手取り足取り教えてもらいたい人には、少し厳しい環境。

資格支援制度

会社全体で社員の資格取得など育成には力を入れており、公的資格取得のための講座開講や教材の無料提供などが行われている。勉強時間も管理されており、試験前など休んで勉強時間にあてることができる。資格学校も会社特別プランで安く受講することができ、資格取得に向けた合宿もある。この辺りはホワイト企業な感じがする。

内勤社員の評価について

内勤社員は、色々なポイント制度が設定されており、それによって役職がつき基本給が変わる。文系社員でも、所謂「偏差値の高い大学」を卒業した社員は経営企画や経理、総務、人事といった内勤に配属されやすい。また内勤社員には一定のボーナスがある。

社員定着率の低さ

毎年、大量の社員が退職するにも関わらず、管理職は「辞める方がおかしい」「根性がない」と考えており、辞めていく人間が多い会社体質の根本原因がどこにあるかを認識しようとしていない。その結果、入社した社員に対するハードルがあまりにも高くなりがちで、サポートしようという意識も薄いため、さらに退職が続くという悪循環に陥っている。とにかく一度営業成績で上に行かないと安定した顧客を持つことさえもおぼつかなくなり、運が良くないとなかなか続かない。