■ 男女平等の評価制度
売れれば男性、女性全く関係なく仕事は評価してもらえるため、やりがいを持って仕事はできる。女性でもマネージャー・店長職に就くことは可能。男と同じ扱いになるため、精神的に耐えられるかがポイント。但し、プロパー入社で年配まで残っている女性社員はほとんどいない。若い時は良いかもしれないが、体力的にも限界があるため、結婚出産してからも工事として続けていくには、外仕事や力仕事を男性職員に代わってもらう等、周囲の人達の協力が不可欠。土日休みのバックオフィス的な仕事が地方に分散してあれば良いだろうが、現実は地方では、営業工事設計の3つの職種しか選択肢がなく、フル稼働し続けないといけない。
■ ダイバーシティの推進
数年前に社長が代わってから会社のブランド力向上を目指しており、その一環として女性が働きやすい職場創り、ダイバーシティを進めている。内勤社員、工事部や設計での女性雇用が非常に増えてきており、女性営業社員に対しても研修等を積極的に開催するなど、全国的にコミュニケーションが図られるよう会社もバックアップしている。
■ 子育てママは勤務不可能
残念ながら大半の社員が勤める営業部門では、子育てをしながら続けるのはかなり難しい。子供のことで休むことについてとやかく言われることはないし、まわりも協力的な場合がほとんどだが、土日祝日、長期連休は原則仕事で、またお客様に併せてスケジュールが決まるので、休みの予定が入れにくいためである。営業以外の職種は本社にしかないため、子育て時期だけ他の職種に転換するような制度もなく、退職せざるをえない。なお、設計部門などであれば育休をとって続けている社員もいる。